【二字熟語】
博識
【読み方】
はくしき
【意味】
ひろく知識があること。また、そのさま。博学多識。
【語源・由来】
「博」は「広く行き渡る。広く諸事に通ずる。」
「学」は「学問。」
【類義語】
物知り、博学、知悉、学識、有識、生き字引
【対義語】
無知、無学、浅薄、寡聞
博識(はくしき)の使い方
僕の家庭教師は博識なんだ。
へえ。歩く電子辞書みたいな感じ?
その知識はアニメからスポーツ、雑学にまで及んで、電子辞書よりすごいかもよ。
私もそんな人に勉強を教えてもらいたいな。
博識(はくしき)の例文
- ともこちゃんは博識な女性で、学問だけでなく芸術にも明るい。
- 健太くんはああ見えて博識で、特に花の名前に詳しいんだ。
- インターネットが普及する前の老人は、博識として尊敬されることが多かった。
- 博識の彼の話はとても興味深い。
- 博識の彼でも、その名前はきいたことがなかった。
「博識」と「博学」の違いは?
「博識」に似ている語に「博学(はくがく)」があります。
「博学」とは、「ひろく種々の学問に通じていること。また、そのさまや、その人。」という意味です。
「博識」も「博学」も、知識が広い分野にわたって豊富なことをいいます。
「博識」は、学問の知識だけでなく、政治や社会、文学、芸術など、多方面にわたる知識に用いられます。
対して「博学」は、学んで身につけた学問の知識に関して使うことが多いです。