【二字熟語】
悲壮
【読み方】
ひそう
【意味】
悲しい中にも雄々しくりっぱなところがあること。また、そのさま。
【語源・由来】
「悲」は「かなしい。かなしむ。」
「壮」は「さかん。さかんである。勇ましい。」
【類義語】
気丈、悲嘆
【対義語】
楽観
悲壮(ひそう)の使い方
健太くん。悲壮感が漂っているわね。
回答欄が一つずつずれていたことに気が付いたんだ。
それは悲しいわね。
こんなことなんでもないさ。
悲壮(ひそう)の例文
- 悲壮な決意をする。
- その武将は、悲壮な最期を遂げた。
- 悲壮感を漂わせる。
- 悲壮な覚悟で臨む。
- ともこちゃんは、悲壮な表情を浮かべていた。
「悲壮」と「悲愴」の違いは?
「悲壮」と同じ読み方の語に「悲愴」があります。
「悲愴」は、「悲しく痛ましいこと。また、そのさま。」という意味です。
「悲壮」は、悲しさの中に雄々しさがあり、前向きなニュアンスを含みます。
対して「悲愴」は、ただただ悲しく痛ましいさまをいい、後ろ向きなニュアンスです。