「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「矛先」の意味と使い方や例文!「怒りの矛先」とは?(類義語)

【二字熟語】
矛先

「鉾先」、「鋒」とも書く。
【読み方】
ほこさき

【意味】
①矛の切っ先。
②攻撃。また、攻撃の方向。

【語源・由来】
矛の切っ先の意。

【類義語】
剣先、刃先、鋭角、先端

矛先(ほこさき)の使い方

健太
あー。長いお説教だった。
ともこ
先生は、怒りの矛先をおさめてくれたの?
健太
あれだけがみがみ言ったんだから、すっきりしたんじゃないの?
ともこ
生徒でストレス発散しないでほしいわよね。

矛先(ほこさき)の例文

  1. そろそろ矛先をおさめて健太くんと仲良くしようと思う。
  2. 非難の矛先が警察に向けられました。
  3. 社長は、株主の鋭い質問の矛先を鈍らせました。
  4. 父が取り合わなかったため、母の怒りの矛先は僕たち子どもに向いた。
  5. 政府は、国民の不満の矛先が自分たちに向かないようにしている。

「怒りの矛先」とは?

矛先」を用いた表現の一つに「怒りの矛先(いかりのほこさき)」があります。

怒りの矛先」とは、怒りをぶつける対象のことをいいます。

【例文】

  1. 口をはさんだばかりに、怒りの矛先が自分に向けられてしまった。
  2. 怒りの矛先を全く関係のない人に向けることを八つ当たりという。
  3. 怒りの矛先を変えることができるように、アンガーマネージメントを学ぶ。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。