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「褒貶」の意味と使い方や例文!「毀誉褒貶」とは?(類義語)

【二字熟語】
褒貶

【読み方】
ほうへん

【意味】
ほめることとけなすこと。事のよしあしを言うこと。

【語源・由来】
「褒」は「よい行いをほめたたえる。」
「貶」は「相手を悪く言う。けなす。」

【類義語】
是非、可否

褒貶(ほうへん)の使い方

ともこ
健太くんの友達ってどんな人なの?
健太
うーん。簡単に言うと、褒貶相半ばする人だよ。
ともこ
好き嫌いがわかれるってこと?
健太
そうだね。評価が真っ二つにわかれる人だね。僕は彼が好きだよ。

褒貶(ほうへん)の例文

  1. 多くの偉人といわれる人々だって、存命中は褒貶が定まらなかった。
  2. 赤穂義士に対する褒貶は、時を超えた今でも盛んである。
  3. 僕の新作は、批評家からさまざまな褒貶を受け話題になりました。
  4. 新しい首相は褒貶相半ばし、支持率はちょうど50%だった。
  5. 健太くんは、世間の毀誉褒貶に頓着しない。

「毀誉褒貶」とは?

褒貶」を用いた四字熟語に「毀誉褒貶(きよほうへん)」があります。

毀誉褒貶」とは、「ほめたりけなしたりすること。そしりとほまれ。また、ほめたりけなしたりする世評。世間の評判。」という意味です。

」「」ともに、そしること、けなすことという意味です。

【例文】

  1. 毀誉褒貶に惑わされることなく、自分の信じた道をただひたすら進む。
  2. 社長は、毀誉褒貶を一身に集めている人です。
  3. 発表されたその曲の評判は、毀誉褒貶相半ばでした。