【二字熟語】
放蕩
【読み方】
ほうとう
【意味】
思うままに振る舞うこと。特に、酒や女遊びにふけること。また、そのさま。
【語源・由来】
「放」は「思うままにする。ほうっておく。」
「蕩」は「酒色などにおぼれる。締まりがない。」
【類義語】
享楽、道楽、淫蕩
【対義語】
勤勉、禁欲
放蕩(ほうとう)の使い方
ともこちゃんは宝くじが当たったらどうする?
急に大金を手にしたら、大抵の人間は放蕩するものだからいらないわ。
当たってもいらないなんてもったいないな。
自分の力で手に入れたお金しか信用しないことにしているのよ。
放蕩(ほうとう)の例文
- 放蕩の限りを尽くして代々続いた家を潰してしまった。
- 健太くんは、働かずにふらふら遊び惚けてる放蕩息子だ。
- 健太くんのお兄さんは、20代の頃は放蕩の日々を過ごした。
- 健太くんは、放蕩のために数千万円は使ったとみられる。
- 放蕩生活に身をやつした彼は、実家から勘当されたそうだ。
「放蕩の限りを尽くす」とは?
「放蕩」を用いた表現の一つに「放蕩の限りを尽くす」があります。
「放蕩限りを尽くす」の「限りを尽くす」とは、「あるだけ全部を出し尽くす。また、極める。」という意味です。
「放蕩の限りを尽くす」とは、快楽にふけり金銭・勢力を全て出し尽くすという意味です。
【例文】
・彼は、結婚前は放蕩の限りを尽くしていた。
・放蕩の限りを尽くした日々のツケが回ってきた。