一難の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
一難
【読み方】
いちなん
【意味】
一つの災難。一つの危険。
なるほどな。それは、「一つの大変なこと」や「一つのピンチ」って意味やな。
何か難しい事態や困った状況を指してるんやな。これは、頑張って乗り越えていかなあかんねんな。
【類義語】
困難、災難、危険
一難(いちなん)の解説
カンタン!解説
「一難」という言葉は、1つの大変な出来事や困難なこと、あるいは大変なピンチを指すんだよ。
例えば、山に登っているときに突然の雨や嵐に遭遇することが「一難」と言えるし、学校のテストで特に難しい問題が出た時、それを「一難」と言ってもいいんだ。
また、「一難去ってまた一難」っていう表現は、一つの困難や危険が去ったと思ったら、また新たな困難や危険がやって来る、つまり絶えず問題が起こる状況を表しているよ。
簡単に言えば、ちょっとしたトラブルや困ったことや、とても大変な出来事を「一難」と呼ぶんだよ。
一難(いちなん)の使い方
ともこちゃんの思い付きで一難を逃れることができたよ。
咄嗟に思い付いただけだったから不安だったけど、乗り切ることができてよかったわ。
一難にあった時にその人の真価が問われるよね。
どんな状況でも冷静にはやく正確に判断を下すことができるかどうか、明確に出るわよね。
一難(いちなん)の例文
- 一難去ってまた一難という事態に陥っている。
- 社長は高給取りでいいねと言われるが、一難去ってまた一難、日々勃発する問題との闘いだ。
- 一難去ってまた一難、前門の虎後門の狼だ。
- 旅先で一難あったが、振り返ってみると楽しい旅だった。
- 一難乗り越えるたびに、人は一つ大きくなる。
一難の文学作品などの用例
「一難去ってまた一難」とは?
「一難」を用いた慣用句に「一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)」があります。
「一難去ってまた一難」とは、「一つの災難が過ぎて、すぐにまた次の災難が起きること。次々に災難の襲ってくること。」をいいます。
「一難去ってまた一難」という表現は、一つの困難が去ったと思ったらすぐにまた別の困難が起きてしまう状況を指すんだよ。
ああ、そやな。それは「一つの問題が解決したと思ったら、すぐにまた新しい問題がやってくる」ってことやな。
まるで波みたいに次から次へと問題が襲ってくる状況を描いてるわけや。これは、「困難が絶えずやってくること」を教えてくれる言葉なんやな。
【例文】
- 次女の問題が片付いたと思ったら、次は長男、一難去ってまた一難とはこのことだ。
- 一難去ってまた一難と、厄年は数多くの災難に見舞われた。
- 一難去ってまた一難、終わりのない災難に苦しんでいたら、それは幸運なことに夢だった。
つまり、厳しい試練や困難な状況を表す表現なんだ。