【二字熟語】
情緒
【読み方】
じょうしょ
現在では「じょうしょ」の慣用読み「じょうちょ」が定着している。
【意味】
折にふれて起こるさまざまの感情。情思。また、その感情を誘い起こす気分・雰囲気。
【語源・由来】
「情」は「そのものから感じられるおもむき。味わい。」
「緒」は「こころ。」
【類義語】
情趣、興趣、情味
【対義語】
論理
情緒(じょうちょ)の使い方
健太くん。何だか情緒不安定ね。
悩みがあって、気持ちが落ち着かないんだ。
そういう時は私に打ち明けると楽になるわよ。
学校中に僕の悩みが知れわたるんじゃないかと、余計に悩みが増えるから遠慮しておくよ。
情緒(じょうちょ)の例文
- 情緒豊かな城下町です。
- 日本人の情緒に訴える風景だ。
- 健太くんには情緒障害がある。
- 港町は、国際情緒豊かであることが多い。
- 愛犬を亡くしてから、情緒不安定なんです。
「情緒がある」とは?
「情緒」は、「情緒がある」という表現で使われることがあります。
「情緒がある」とは、ある感情を誘い起こす独特の雰囲気があるという意味です。
【例文】
- 歴史を感じさせる江戸情緒がある景観です。
- ほかの都市では見ることができない情緒がある。
- この歌には、昭和情緒がある。