稼働の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
稼働
【読み方】
かどう
【意味】
①かせぎはたらくこと。仕事をすること。就労。
②機械を運転すること。また、機械が動いて仕事をすること。
二つめは、機械がちゃんと動いて仕事をすることやね。例えば、工場のマシンがちゃんと動いてるときに「稼働中」っていうんやな。なるほど、これは役立つ情報や!
【語源・由来】
「稼」は「働く。かせぐ。」
「働」は「はたらく。」
【類義語】
労働
【対義語】
休止
稼働(かどう)の解説
「稼働」という言葉には2つの意味があって、どちらも活動を開始して、特定の目的や仕事に取り組んでいる状態を指す言葉なんだよ。
1つ目の意味は、「かせぎはたらくこと。仕事をすること。就労」と言って、人が職場などで実際に働いていることを示しているよ。たとえば、「稼働人口」とは、全人口の中で、実際に働いている、つまり経済活動をしている人々の数を指すんだ。これは、経済や雇用の健全さを判断するための重要な指標となるんだよ。また、「稼働日数」は、ある期間内でどれだけの日にちが実際に働かれたか、つまり働くことが可能だった日数を示しているんだね。これは工場の生産能力や、企業の業績を評価する際などに使われる指標として重要なんだ。
2つ目の意味は「機械を運転すること。また、機械が動いて仕事をすること」だよ。機械や装置が動作している状態、またはその機械や装置を動かしていることを指しているんだよ。たとえば、工場で新しく導入された機械が「稼働している」という場合、それはその機械が正常に動き、所定の作業や生産を行っているということを示しているんだ。これによって、機械の性能や生産ラインの効率などを確認することができるよ。
ちなみに、「稼働」っていう言葉は「稼動」という風にも書かれることがあるんだ。どちらも同じ意味で使われるから、文脈によって使い分けることが大切だね。
だから、「稼働」という言葉は、人や機械が活動している状態、特に仕事をしていることを示す言葉として使われるんだね。
稼働(かどう)の使い方
稼働(かどう)の例文
- 新鋭機を稼働して生産量をあげる。
- この工場では大型設備が稼働している。
- フル稼働しても間に合わない。
- 稼働している工場はわずかだ。
- 本格稼働は一週間後を予定しています。
「稼働」と「稼動」「可動」の違いを解説
「稼働」と同じ意味の語に「稼動」、似ている語に「可動(かどう)」があります。
「稼動」と「稼働」の違い
「稼働」は「稼動」とも書き、意味と読み方は同じです。
しかし、厳密に言うと「働」と「動」の違いがあります。
「稼働」は、人が稼ぎはたらくことをいいます。対して「稼動」は、機械が動くこと。また、機械を動かすことを意味します。
一方で、「稼働」はより人が働く、つまり「就労」に対して使われる場合が多いんだ。
一方で、「稼働」は、人がガッツリと働いてる状態やな。工場で作業してる人とか、オフィスで仕事してる人とかを指すんやろ。まあ、どちらも働いてるって点では同じやけど、誰が働いてるか、または何が働いてるかによってちょっと違うんやな。
「稼働」と「可動」の違い
「可動」は、動かすことができること。動く仕掛けになっていること。
という意味です。
「可動」は、「可動式の本棚」のように、動かすことができることをいいます。対して「稼働」は、人が稼ぎはたらくことをいうので意味が違います。
一方、「可動」はある物や装置が動かすことが可能な状態や仕組みを指す言葉だ。要するに、動ける能力や機能そのものを指しているんだ。
一方、「可動」は、例えば、肘掛けが上下に動く椅子や、開閉が自由にできる窓とか、要は「動かせる」仕掛けがついてる状態やな。どっちも動きに関してるけど、動いてる状態と動かせる機能、ちょっと意味が違うんやな。
もう一つは、機械が動いて動作することを意味しているんだ。