読み方で悩みやすい漢字の一つに、「勘定」があります。
Q「勘定」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？
次の３択から選んでみて下さい。
- 「かんじょう」
- 「かんてい」
- 「かんじょう」と「かんてい」両方とも
このページでは、悩みやすい「勘定」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「勘定」の読み方は、「かんじょう」？「かんてい」？
勘定の正しい読み方は、「かんじょう」「かんてい」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「定」の音読みには「テイ」「ジョウ」があるので、どちらも読めそうです。
勘定の読み方としては「かんじょう」「かんてい」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「かんじょう」「かんてい」の両方です。
広辞苑には「かんじょう」と「かんてい」の両方の項目があります。ただし、「かんてい」を引くと「かんじょう」の中の１つの意味へと導かれます。「かんじょう」と読む場合と「かんてい」と読む場合では、意味が少し違ってきます。
ただし、一般的には「かんじょう」と読む場合がほとんどです。
「勘定」の意味は、「かんじょう」と「かんてい」で違う！
「勘」には「かんがえる」「しらべる」「くらべる」の意味があります。また、「定」には「さだめる」「きめる」の意味があります。
勘定（かんじょう）の意味は「考え定めること」「かぞえること」「金銭などの計算をすること」「代金を支払うこと」です。
勘定（かんじょう）を用いた例文には「金を勘定する」「勘定を済ませる」「勘定に入れておく」があります。
勘定（かんてい）の意味は「考えさだめること」です。
勘定（かんてい）を用いた例文には「こうに違いないと勘定する」があります。
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まとめ
- 勘定の読み方は「かんじょう」「かんてい」のどちらも正しい。
- 勘定（かんじょう）は「かぞえること」「金銭などの計算をすること」「代金を支払うこと」「考え定めること」を意味する。
- 勘定（かんてい）は「考え定める」を意味する。
