肝要の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
肝要
【読み方】
かんよう
【意味】
非常に大切であること。また、そのさま。肝腎。
たとえば、サッカーで言えばゴールキーパーやな。絶対にいないと試合ができへんくらい、めちゃくちゃ大切。要するに、”これがないとダメや!”ってなもんやね。
【語源・由来】
「人間の肝」と「扇の要(かなめ)」の意から。どちらも非常に大切であることから。
【類義語】
肝心要、大事、重要、大切、必須、主要、根幹、不可欠
肝要(かんよう)の解説
「肝要」という言葉は、何かがとても大切だったり、本当に必要だったりすること、またはそのような様子を指す言葉なんだよ。
例えば、友だちとの約束や学校の宿題など、何かを成し遂げるときに最も大切なことや、絶対に欠かせないことを「肝要」というんだ。例えば、「何事にも辛抱が肝要だ」というのは、どんなことをするにも、我慢することがとても大切だと言っているんだ。つまり、成功するためや何かを達成するためには、辛抱強く続けることが一番大切な要素だってことを伝えているよ。
また、「肝要」という言葉には、「そのさま」という意味も含まれているよ。これは、何かがとても大切で、必要な状態や様子を示しているんだ。だから、例えば、友だちとの約束で遅刻しないことが「肝要」と言う場合、遅刻しないことがその状況で最も大切で、必要なことだと伝えているんだね。
だから、「肝要」という言葉は、何かがとても大切で、絶対に欠かせないときや、そのような状態や様子を表しているんだね。
肝要(かんよう)の使い方
肝要(かんよう)の例文
- 信頼を得るには、最初から完成度の高い企画書を提出することが肝要です。
- 交渉するには、どっしり構えこちらにも覚悟があるという態度を示すことが肝要です。
- ともこちゃんがここにいることを秘密のままにしておくことはこの上なく肝要です。
- 主戦力である健太くんが敵の手に落ちないことが肝要だ。
- 今の健太くんには、これから始まる会議をなるべく短く終わらせることが肝要だった。
肝要の文学作品などの用例
「肝心」「重要」との違いを解説
「肝要」と似た意味の言葉に「肝心」と「重要」があります。
「肝心」は「肝腎」とも書き、肝と心は人体に大事な所であることから意味は「大切なこと」で「肝要」とほぼ同義です。
「肝心」の強調表現に「肝心要」という語があり、これを略したものが「肝要」であると言われています。
「重要」の意味は「大事なこと」「特に大切なさま」で、「肝要」と同義です。
一方「重要」は、全体的な成果や結果に影響を与えるほど大切なものを指すんだ。
一方の「重要」は、全体を見て「これは大事や!」ってことを言うんやろ。サッカーで言うと、チームの連携や戦術みたいなもんか。要するに、どちらも超大事やけど、その大事さの理由や背景がちょっと違うんやな。わかりやすいわ~。