検討の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
検討
【読み方】
けんとう
【意味】
よく調べ考えること。種々の面から調べて、良いか悪いかを考えること。
色んなことをピックアップして、メリットやデメリットを考えるわけや。じっくり考えることで、より良い判断ができるってわけやね。ようは、物事を進める前に、しっかり考えるってことが大切ってことかいな。
【語源・由来】
「検」は「取り調べる。」
「討」は「問題点をくまなく探り調べる。」
【類義語】
吟味、討議、審議、協議、顧慮
【対義語】
決断
検討(けんとう)の解説
「検討」という言葉はね、何かをじっくりとよく調べたり、色んな角度から考えたりすることを意味しているんだよ。何がいいのか、悪いのかをしっかり考えたりするときに使うんだ。
例えばね、「検討を重ねる」という言葉は、何かを決める前に、そのことについていろいろと調べたり、考えたりすることを何度も繰り返すって意味なんだ。この言葉を使う時は、ただ一回考えただけではなく、本当にその決断が正しいのかをしっかり確認するために、何度も調査や考察を行うことを表しているんだよ。
また、「検討の余地がある」というのは、何かを決めたけど、その決断についてまだ考え直すことができる、つまりもっと良い方法や答えが見つかるかもしれないって意味なんだ。これは、決定したことでも、もっと良い選択肢があるかもしれないから、もう少し調べたり考えたりする必要があるってことを表しているんだよ。
そして、「問題点を検討する」というのは、問題がある時に、その問題についてしっかりと調べたり考えたりして、どうすればいいのかを見つけ出そうとすることを言うんだ。これは、問題を放っておかずに、どうにか解決しようとする態度を示しているんだよ。
だから、「検討」という言葉は、物事をしっかりと調べて、良いか悪いかをじっくり考えることを意味しているんだね。
検討(けんとう)の使い方
検討(けんとう)の例文
- 検討を加える。
- 対策を検討する。
- それは検討に値する。
- その問題に関しては検討中です。
- 新車購入をご検討ください。
検討の文学作品などの用例
「検討」と「見当」の違いを解説
「検討」と同じ読み方の語に「見当」があります。
「見当」は、
①大体の方向・方角。
②はっきりしていない事柄について大体の予想をすること。見込み。
③版画や印刷で、刷る紙の位置を決めるための目印。その形からトンボともいう。
④(接尾語的に用いて)数量を表す語に付いて、その程度の数量であることを表す。…ぐらい。
という意味です。
「検討」は、よく調べた上で考えることをいいます。
対して「見当」は、しっかり考えたり調べたりしないで大体の予想を勘で行うことをいうので意味が違います。
一方、「見当」は、はっきりしない事柄に対して大体の推測や予想を立てることや、大体の方向や位置を指し示すこと、つまり、大まかな推測や目安のことを指すんだ。さらに、版画や印刷で紙の正しい位置を示す目印のことや、大まか数量を表す時に用いる「…ぐらい」という意味もあるんだよ。
対して、「見当」ってのは、ざっくりしてるんやな。「こんなもんやろ」って感じで大体の予想を立てるってわけや。たとえば、「この道、どっちやったかな~、ま、右っぽいかな?」みたいな。ほんで、版画や印刷の時に使う「トンボ」っていうのも、「見当」って言葉に入ってるし、「こんぐらいかな?」って感じで量や数を言う時にも使うんやな。要は、「検討」はガチで考えること、「見当」はだいたいの感じで予想することやね。
様々な角度から物事を見て、それが良いのか悪いのかをしっかりと考える過程のことだよ。