傑人の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
傑人
【読み方】
けつじん
【意味】
飛び抜けてすぐれた人。傑士。
へえ、そうなんやな。つまり、普通の人とは一味違って、めっちゃすごいことができる人のことを「傑人」と呼ぶんやな。
みんなが「おおっ!」って見とれるような才能の持ち主ってことかいな。傑人って言葉、特別な才能ある人にぴったりやな!
【語源・由来】
「傑」は「ひときわ優れた人。」
「人」は「ひと。にんげん(人間)。」
【類義語】
傑物、傑士、人傑、英傑、俊傑
【対義語】
常人、凡人
傑人(けつじん)の解説
カンタン!解説
「傑人」という言葉はね、とっても特別で、他の人たちよりもすごい能力や才能を持っている人のことを言うんだよ。
たとえばね、学校でいつも成績がトップクラスの子や、音楽や絵画でとっても才能があって、賞をたくさんもらっている子、それから、スポーツで国を代表するような選手や、たくさんの人から尊敬される偉大な科学者や芸術家も「傑人」と言えるんだ。
例えば、「宮本武蔵は剣の奥儀によって「芸」を会得し処世の秘奥を会得した。之即ち傑人である」〈坂口安吾・大井広介といふ男〉という文章があるんだけど、これは、宮本武蔵は、ただの剣士ではなく、剣の奥儀という深い技術と、処世の秘奥、つまり人生をうまく生きる知恵を身につけていた。故に、彼は単なる剣士を超え、「傑人」と称されるほど、本当にすぐれた人物だった。と言うことを強調しているんだよ。
だから「傑人」と言う言葉は、ただ凄いだけじゃなくて、本当に特別な能力を持っている人、みんなが尊敬するような人を指す言葉なんだね。
傑人(けつじん)の使い方
ともこちゃんの家は、傑人が多いよね。
歴史に名が残っている人が多いわね。
ともこちゃんも傑人の片鱗が見え始めてるもんね。
私も歴史に名を残せたらいいな。
傑人(けつじん)の例文
- ダヴィンチはあの時代の傑人だ。
- 彼は、鬼神と評される傑人です。
- 彼女は偉大な事業をなしとげた傑人です。
- ヘレンケラーを支え続けたサリバン先生は傑人だと思う。
- この大学は、傑人を多く輩出している。
傑人の文学作品などの用例
- ・・・もなければ、さりとて傑人的な性格でもない、極くありふれた英国の相・・・ 宮本百合子「最近悦ばれているものから」
つまり、特別な才能や能力を持っていて、人々から認められているような人のことを言うんだ。