機上の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
機上
【読み方】
きじょう
【意味】
飛行機に乗っていること。また、飛行機の中。
飛行機に乗ってるときは「機上」ていうんやで。地上と違って特別な感じがするわな!
【語源・由来】
「機」は「飛行機。」
「上」は「ある場所の範囲を漠然とさす語。」
【類義語】
機内
機上(きじょう)の解説
「機上」という言葉は、飛行機の中にいることや、飛行機に乗っている状態を指す言葉なんだよ。
たとえばね、旅行に行くときに飛行機に乗ったら、その時のことを「機上」と言ったりするんだ。つまり、地上ではなく、空に浮かんで飛行機の中にいる状態を示すんだね。そして、飛行機の中で食事を取ったり、映画を見たりする時、その状態全般を「機上での出来事」として表現できるんだ。特に、飛行機の中で何か特別なことが起こったり、特定の状態を示す時によく使われる言葉だよ。
「機上のふたりは、あまりのことに、しばらくは、口もきけませんでした」〈宇宙怪人・江戸川乱歩〉というのは、まず、この文章の中出てくる「機上のふたり」は、飛行機の中にいる二人を指していて、この二人は飛行機の中で何か驚くべき出来事に出くわして、その衝撃でしばらく話すことができなかったという状況が表現されているんだ。
だから、「機上」という言葉は、飛行機の中や飛行機に乗っている状態を表しているんだね。
機上(きじょう)の使い方
機上(きじょう)の例文
- 祖父は、敵の攻撃を受け機上で戦死したと伝えられている。
- 健太くんが機上から撮影した富士山の写真を見せてもらった。
- 機上で見た映画が面白かったが、まだ日本で公開されていない。
- 機上で食事を済ませたので、まだお腹がいっぱいです。
- ニューヨークまでの機上で、新作のアイディアが浮かんだ。
機上の文学作品などの用例
-
・・・を皆が狂喜して迎え、機上から人々の肩の上にかつぎ上げて連れてくる・・・ 寺田寅彦「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
「機上の人」とは?
「機上」を用いた「機上の人(きじょうのひと)」があります。
「機上の人」とは、飛行機に乗っている人という意味です。
ここでの「機上」とは飛行機の上、すなわち飛行機内のことを言うよ。
飛行機内で座っとるか、立っとるか、何してるかは分からんけど、要は飛行機にいる人全員のことやね。何かと便利な言葉やな~。
【例文】
- 機上の人となった健太くんは、ともこちゃんの心配をよそに機内食を堪能していました。
- この仕事を片付けて、早く機上の人になりたいと思う。
- 明朝には、彼女は機上の人となっている。