【二字熟語】
孤独
【読み方】
こどく
【意味】
① 仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。
②みなしごと、年老いて子のない独り者。
【語源・由来】
「孤」は「出かけて行く。」
「独」は「うむ。うまれる。」
【類義語】
寂寞、孤立、寂しい、寂寥
【対義語】
連れ立つ、群衆、集り、賑やか
孤独(こどく)の使い方
最近、孤独死が増えているようだよ。
死後、すぐに発見されずに放置されるなんて、なんだかさみしいわ。
孤独死をなくすシステムが必要だね。
私たちもいずれは年を取るんだから、他人ごとじゃないわよね。
孤独(こどく)の例文
- 孤独な学究の道を行く。
- 健太くんは天涯孤独の身だ。
- クリスマスの時期は、特に孤独感に苛まれる。
- ともこちゃんは、孤独を愛している。
- 孤独に耐えて作品を作り続ける。
「孤独」と「孤立」の違いは?
「孤独」に似ている語に「孤立(こりつ)」があります。
「孤立」は、
①一つまたは一人だけ他から離れて、つながりや助けのないこと。
②対立するものがないこと。
という意味です。
「孤独」も「孤立」も、たった一人でいることをいいます。
しかし「孤独」は、一人でさみしいという意味で使います。
対して「孤立」は、一人ぼっちで、つながりや助けがないという意味で使う点が「孤独」と違います。