好機の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
好機
【読み方】
こうき
【意味】
物事をするのにちょうどよい機会。チャンス。
ちょうどええタイミングで何かを始めると、スムーズに事が進むってわけや。こんなええ機会、めったにおっこちてこんから、しっかりと掴んでおかなあかんわ。
【語源・由来】
「好」は「よい。このましい。」
「機」は「物事の起こる兆し。きっかけ。」
【類義語】
機会、チャンス、時機、時節、契機
【対義語】
危機、逸機、窮地
好機(こうき)の解説
「好機」という言葉はね、何かをするのにピッタリのタイミングや、チャンスのことを言うんだよ。
たとえばね、「千載一遇の好機を逃す」っていうのは、ものすごく稀で、めったに来ない大チャンスを逃してしまった、という意味なんだ。「千載一遇」って言うのは、「千年に一度くらいしかない」っていう意味で、すごく珍しい機会ってこと。つまり、めったにないすごく貴重な機会を生かしきれなかったことを表しているんだよ。
また、「好機を捉えて成功をおさめた」っていうのは、ちょうどいいタイミングやチャンスが来たときに、それをしっかりとつかんで、うまくいった、成功したって意味だよ。この場合、何かを始めたり、大きな決断をしたりするのに最適な瞬間があって、そのチャンスを逃さずに上手く活用したことで、大きな成果や成功を手に入れることができたんだっていうことを示しているんだ。
だから、「好機」という言葉は、何かを始めたり、大事なことを決めたりするのに最適な時期や、チャンスのことを表しているんだね。
好機(こうき)の使い方
好機(こうき)の例文
- これは千載一遇の好機、二度とめぐってこないかもしれない。
- 成功したいと思うならば、臆して好機逸すべからず。
- ビジネスでは、好機をとらえる嗅覚が必要です。
- 危機を好機ととらえることで、新しい世界が広がることもある。
- 実験の失敗を計画を見直す好機ととらえた。
好機の文学作品などの用例
「好機到来」とは?
「好機」を用いた四字熟語に「好機到来(こうきとうらい)」があります。
「好機到来」とは、「時機到来(じきとうらい)」ともいい、ちょうどよい機会がめぐってくることをいいます。
これは「時機到来」とも言われていて、まさに自分にとって最適な時が来たという状態を表しているよ。
例えば、何か新しいことを始めたいと思ってたら、そのチャンスがドンピシャでやってくる、そういう感じの今や!って時やな。せっかくのチャンスやから、逃さずガッチリ掴んでいかなアカンね。
【対義語】
・時期尚早(じきしょうそう)
【例文】
・徳川家康にとって、豊臣秀吉の死は好機到来だった。
・両親が出かけ、好機到来とばかりに羽を伸ばす。
・好機到来、今なら警備は手薄で脱走することができる。
これは、何かを始めたり、行動に移すのにぴったりな機会のことを指すんだ。