鳩首の読み方・意味とは?(語源由来)
【二字熟語】
鳩首
【読み方】
きゅうしゅ
【意味】
人々が寄り集まって、額をつきあわせて相談すること。
額をぶつけ合うくらい、ガンガン議論してるって感じやな。みんなで頭を寄せて、真剣に考えることの大切さを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
「鳩」は「集める。」
「首」は「頭。」
鳩が首を寄せ集めている様子が会議をしているように見えることから。
鳩首(きゅうしゅ)の解説
「鳩首」という言葉は、人々が寄り集まって、額をつき合わせて相談することを表す言葉なんだよ。
例えばね、クラスのみんなが放課後、校舎の裏や教室で集まって、どこかに遊びに行こうか、または宿題のことやテストのことなど、いろんなことを真剣に話し合っている様子を想像してみて。その時、みんなの顔が近づいて、お互いの意見や考えを共有している様子が、まるで鳩(はと)が頭を寄せ合っているように見えるんだ。だから、そのような様子を「鳩首」と言うんだよ。
この「鳩首」の言葉を使って「鳩首会談」という表現も生まれたんだ。これは特定の目的やテーマに基づいて、人々が集まって真剣に話し合うことを指すよ。たとえば「わたしたちは、放課後に、校舎の裏に集まって鳩首会談をしていた」〈新世界より・貴志祐介〉と言う文章は、放課後に学生たちが何かを話し合うために集まって、真剣に相談していた、ということを示しているんだ。
だから、「鳩首」という言葉は、人々が集まって、真剣に何かを話し合う様子を表しているんだね。
鳩首(きゅうしゅ)の使い方
鳩首(きゅうしゅ)の例文
- 閣僚が鳩首協議する。
- 問題解決のために鳩首協議する。
- 地図を囲んで謀議に鳩首している。
- 先生たちが集まって鳩首会談をしている。
- 鳩首して重大評議している最中です。
鳩首の文学作品などの用例
「鳩首凝議」とは?
「鳩首」を用いた表現の一つに「鳩首凝議」があります。
「鳩首凝議」とは、人々が顔をつき合わせて評議をこらすことをいいます。
熱心に意見を出し合って、共通の意見や解決策を見つけるときの様子を表しているんだ。
ちょうど、サッカーの試合の前に、みんなで輪になって作戦会議する感じやな。顔を寄せ合って、真剣に考える様子がその言葉には入ってるんやな。
【類義語】
・鳩首協議(きゅうしゅきょうぎ)
・鳩首謀議(きゅうしゅぼうぎ)