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「名手」の意味と使い方や例文!「地元の名手」と「地元の名士」の違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
名手

【読み方】
めいしゅ

【意味】
①すぐれた技量をもつ人。名人。
②碁・将棋などで、うまい手。妙手。

【語源・由来】
「名」は「名高い。すぐれている。」
「手」は「てなみ。うでまえ。やりかた。」

【類義語】
好手、妙手、名人、達人

【対義語】
緩手、悪手

名手(めいしゅ)の使い方

健太
ともこちゃんは、琴の名手だね。
ともこ
言葉を覚える前から、おばあちゃんに琴を習っているからね。
健太
ともこちゃんも大きくなったら人に教えるの?
ともこ
琴を習いたいという人があまりいないから迷っているわ。

名手(めいしゅ)の例文

  1. 乗馬の名手である健太くんは、大会で常に優勝している。
  2. ピアノの名手である彼が弾くと、おんぼろピアノでも美しい音を奏でる。
  3. 彼は射撃の名手だから、狙った景品は逃さないよ。
  4. 100年に一人と言える名手が、同じ時代に三人も現れた。
  5. バイオリンの名手しか使うことが許されないストラディバリウスをともこちゃんは所有している。

「地元の名手」と「地元の名士」の違いは?

名手」を用いた表現に「地元の名手」、「地元の名士」があります。

地元の名手」と「地元の名士(めいし)」は、見た目はとても似ています。

しかし「地元の名手」は、地元の名人という意味で使われます。

対して「地元の名士」は、地元で知名度の高い人をいうので意味が違います。