【二字熟語】
目安
【読み方】
めやす
【意味】
①見やすくするために箇条書きにした文書。中世では箇条書きではない・陳情をもいい、近世にはもっぱら訴状をいう。
②算盤で、乗除をする時、その基として立てる数。乗数または除数のこと。
③算盤の5珠と1珠との仕切りの梁に記した位取りの文字やしるし。
④目あて。目標。標準。
【語源・由来】
「目」は「め。」
「安」は「やす。」
【類義語】
対象、指標、目処
目安(めやす)の使い方
この種はいつまけばいいの?
桜の開花時期を目安に種まきをするといいわよ。
最近、桜の開花時期が乱れがちだけど大丈夫かな。
あくまで目安だからね。丈夫な植物だから大丈夫だと思うわよ。
目安(めやす)の例文
- 購入の目安として、口コミを参照する。
- このレシピは2人前を目安としています。
- あくまで目安としてご理解ください。
- 仕事の目安が立たないので、夏休みの予定を立てることができない。
- 表記法に一応の目安を作った方が良い。
「目安時間」とは?
「目安」を用いた表現の一つに「目安時間(めやすじかん)」があります。
「目安時間」とは、目安となるおおよその時間のことをいいます。
数学の問題などで、目安時間6分と記載があれば、標準解答時間が6分、目標とする解答時間が6分以内という意味です。
【例文】
- 電子レンジで加熱する目安時間は、500wで4分です。
- 電車の運転見合わせが発生した時に、このアプリがあれば、運転再開の目安時間を知ることができます。
- 作成目安時間は3時間なので、すぐに完成させることができます。