【二字熟語】
諸々
【読み方】
もろもろ
【意味】
多くのもの。すべてのもの。皆。
【語源・由来】
「諸」は「もろ。もろもろ。いろいろな。多くの。」
【類義語】
様々、色々
「諸々」の意味を簡単にいうと
「諸々」は、いろいろなもの・多くの事柄をひとまとめにして表す言葉です。「諸々の事情」「諸々の手続き」のように、細かく一つずつ挙げずにまとめて表したいときに使います。
ビジネスで「諸々」は使える?
「諸々」はビジネスでも使われますが、複数の内容をざっくりまとめる表現です。そのため、重要な確認事項や謝罪など、一つ一つを明確にした方がよい場面では、具体的に内容を示す方が丁寧です。
- 自然:「日程や必要書類など、諸々承知しました」
- より明確:「日程・必要書類・提出方法について承知いたしました」
目上の相手に絶対使えない言葉ではありませんが、相手や場面によっては「諸々」が少し曖昧に聞こえることがあります。
「諸々」と「諸般」の違い
「諸々」は、多くの物事を広くまとめて表します。一方、諸般は「いろいろな方面・さまざまな事柄」という意味で、「諸般の事情」のような改まった表現でよく使われます。
諸々(もろもろ)の使い方

最近、異常気象のせいで川や湖が干上がっているらしいね。

世界各地で干上がった場所から遺跡が発見されているのよ。

遺跡から諸々のことがわかって歴史が塗り替えられるかもしれないね。

歴史の研究家にとっては大チャンスよね。
諸々(もろもろ)の例文
- コロナ禍など、諸々のことがあって流れが変わった。
- 諸々の事情によって、その行事は時期をずらすことになりました。
- その企業に諸々の協力をしてもらっている。
- 文学とか哲学とか宗教とか、諸々の思想というものがそこから生れて育ってきたのだ。それはすべて生きるためのものなのだ。(坂口安吾、教祖の文学)
- パーティーでは、諸々の話で盛り上がりました。
「諸々承知しました」とは?目上には失礼?
「諸々」は、「諸々承知しました(もろもろしょうちしました)」という表現で使われることがあります。
「諸々承知しました」とは、「それらすべてを聞き入れました。それらすべてを理解しました。」という意味です。
「諸々承知しました」は、たくさんのことをいわれて、それらすべてを理解したことを相手に伝える表現です。
「諸々承知しました」は、文法上ただちに失礼な表現ではありません。ただし、「諸々」が内容をひとまとめにする語なので、目上の相手や重要な連絡では、何を承知したのか具体的に示す方が丁寧で分かりやすい場合があります。
謝罪の場面で「諸々」と一括りにすると、何について謝っているのか曖昧に聞こえることがあります。
謝罪の際には、すべてではなく、一点一点、悪かった点を謝った方が良いでしょう。

















