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「勿論」の意味と使い方や例文!「勿論のこと」とは?(類義語)

【二字熟語】
勿論

【読み方】
もちろん

【意味】
いうまでもなく。

【語源・由来】
議論の必要が無い意。

【類義語】
無論、当然

勿論(もちろん)の使い方

ともこ
この俳優さんは、ドラマは勿論のこと、舞台やCM、商品プロデュースで大活躍しているわよね。
健太
寝る暇があるのかな。
ともこ
寝る暇もないくらい忙しいでしょうね。
健太
俳優さんは、人気に波があるから大変だなあ。

勿論(もちろん)の例文

  1. そのうちにふと気づいて見ると、いつか何度も口のうちに「かくあるべしと思いしが」と云う文語体の言葉を繰り返していた。なぜそんな言葉を繰り返していたかは勿論わたしにはわからなかった。(芥川龍之介、夢)
  2. 五十歳を越えた内供は、沙弥の昔から、内道場供奉の職に陞った今日まで、内心では始終この鼻を苦に病んで来た。勿論表面では、今でもさほど気にならないような顔をしてすましている。(芥川龍之介、鼻)
  3. 感染症蔓延の状況下で、御来場の皆様は勿論のこと、関係者全員の安全を確保します。
  4. 誰もが知っている有名なアーティストは勿論のこと、ネクストブレイク候補のアーティストもたくさん参加します。
  5. 勿論、彼の言ってることも正しい。

「勿論のこと」とは?

勿論」は、「勿論のこと」という表現で使われることがあります。

勿論のこと」とは、至極当然であること、いうまでもないことをいいます。

【例文】

  1. 会社存続のために黒字化は勿論のことだが、社員に無理はさせたくない。
  2. 都会では見られない満天は勿論のこと、季節によってさまざまな星座を肉眼で見ることができる。