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「無下」の意味と使い方や例文!「無下にする」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
無下

「ーの」「ーに」の形で用いられることが多い。

【読み方】
むげ

【意味】
①全くそうである事。疑う余地のないこと。すっかり。
②程度の全くひどいこと。何とも言いようのないこと。
③きわめていやしいこと。ひどくいやしむべきこと。

【語源・由来】
それ以下がないということから、程度がひどいこと。

【類義語】
冷淡、すげなくする、だいなしにする

【対義語】
無上

「無下にする」とは?

無下」を用いた語に「無下にする」があります。

無下にする」は「捨てて顧みない。空しくする。むだにする。無にする。」という意味です。

悪い意味で使われます。

無下(むげ)の使い方

ともこ
文化祭で、例年のB店とは違うA店のポテトを仕入れて売ろうと思ってたの。
健太
A店の方が安いの?
ともこ
そうなの。でも、B店から今年もよろしくねって言われて無下にするわけにはいかなくなったの。
健太
今までお世話になったから無下にはできないよね。

無下(むげ)の例文

  1. 幼馴染なので無下にはできない。
  2. 自分に歩み寄ろうとしている相手は無下にはできない。
  3. 無下に断るわけにはいかない。
  4. わざわざこんな辺鄙なところまで足を運んだものを無下にはできない。
  5. 健太くんの頼みを無下にはできない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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