【二字熟語】
無念
【読み方】
むねん
【意味】
①仏語。妄念のないこと。迷いの心を離れて無我の境地に入り、何事も思わないこと。正念。
②くやしいこと。また、そのさま。
【語源・由来】
妄念のないこと。
【類義語】
残念、心残り、悔い、遺憾、悔しい、失望
【対義語】
有念
無念(むねん)の使い方
最後の試合だったのに、無念な結果に終わってしまったよ。
この学校での試合は最後でも、競技人生は続いていくんだから、無念を晴らす日が来るわよ。
無念を晴らして優勝したいな。
前向きに頑張りましょう。
無念(むねん)の例文
- 健太くんの無念は私が晴らす。
- 無念の涙をのむ。
- 残念無念だ。
- 無念無想の境地にある。
- ともこちゃんの無念さは想像に難くない。
「無念でならない」とは?
「無念」を用いた表現の一つにがあります。「無念でならない」があります。
「無念でならない」の「ならない」は、動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ない」から成る言葉で、「てならない」の形で、その事について抑えようのない気持ちを表します。
「無念でならない」は、くやしくてしょうがないという意味です。
【例文】
・ともこちゃんの気持ちを考えると無念でならない。
・成功まであと一歩だったと思うと無念でならない。