姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「呑気」の意味と使い方や例文!いい意味?悪い意味?(類義語・対義語)

【二字熟語】
呑気

「暢気」、「暖気」とも書く。

【読み方】
のんき

【意味】
性格や気分がのんびりとしていること。こせこせしないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
元々は暖気。「のん(暖)」は唐音。「呑気」「暢気」は当て字。

【類義語】
悠長、楽観

【対義語】
神経質、短気、殺伐

呑気(のんき)の使い方

ともこ
健太くん。大丈夫なの?
健太
まあ。何とかなるさ。
ともこ
呑気に構えている間に事態が悪化していたということにならないでしょうね。
健太
そういう悪い方向に考えたことが無かったよ。

呑気(のんき)の例文

  1. 健太くんは相変わらずの呑気坊主だなあ。
  2. 去年息子に会社を譲り、隠居して呑気に暮らしています。
  3. 働かなくても生活できるなんて呑気な身分だなあ。
  4. 受験が目の前に迫っているというのに、呑気なことを言っている。
  5. 健太くんは、どんな時でもにしている。

いい意味?悪い意味?

呑気」は、「性格や気分がのんびりとしていること。こせこせしないこと。」という意味です。

いい意味として使う

呑気」は、「退職後は、庭いじりをしながら呑気に過ごしている」のように、のんびりマイペースでというニュアンスで、いい意味として使われます。

悪い意味として使う

呑気」は、「呑気な身分で良いね」「君は相変わらず呑気だね」のように、悩み事と無縁でうらやましい、楽天的、お気楽という嫌みを含んだ悪い意味で使われることもあります。

呑気」は、いい意味、悪い意味両方で使われるため、使う時には、誤解を与えないよう注意が必要です。