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「怖気」の意味と使い方や例文!「怖気を震う」とは?(類義語・対義語)

怖気の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
怖気

【読み方】
おじけ

【意味】
怖がる気持ち。恐怖心。おぞけ。

二字熟語の博士
「怖気」という言葉は、恐怖や恐れを感じる気持ちを指すんだよ。

つまり、何かを怖がっている心情を表現するときに使うんだ。

助手ねこ
ああ、そやな。「怖気」ってのは、「怖い気持ち」や「恐怖心」を言うんやな。

何かにビビってる、怖がってる心情を示す言葉なんやで。

【語源・由来】
怖がる気持ちの意。

【類義語】
恐怖

【対義語】
勇気

怖気(おじけ)の解説

カンタン!解説
解説

「怖気」(おじけ)っていう言葉は、何かが怖いと感じる気持ちや、恐怖心を表す言葉なんだよ。

例えば、「怖気がつく」っていう表現では、何かに怯えてしまう、恐怖を感じてしまうという状況を表しているんだ。また、「怖気をふるう」は、怖さで震えたり、動揺したりする様子を表してしているよ。

つまり、「怖気」は、自分が何かに怖がっている状態や、恐怖を感じている心の状態を指す言葉というわけだね。

怖気(おじけ)の使い方

ともこ
健太くん。校長先生と話し合ってきた?
健太
校長室の前まで行ったんだけど、怖気づいて帰ってきてしまったよ。
ともこ
一人じゃ何もできないのね。
健太
ともこちゃん。一緒に行こうよ。

怖気(おじけ)の例文

例文
  1. 健太くんは、周囲の人間を怖気づかせた。
  2. その不気味な視線に、怖気が走った。
  3. どんなに脅されても怖気づかなかった。
  4. あの真っ暗な洞窟に入ると思うと怖気を震った。
  5. 健太くんは、大勢の人の前に立っても怖気ることはない。

怖気の文学作品などの用例

  1. ・・・ないという話を聞いて怖気をふるったことであった。 海水着などとい・・・ 寺田寅彦海水浴

  2. ・・・お初はモウスッカリ、怖気づいてしまっている。「何を……馬鹿な……・・・ 徳永直

「怖気を震う」とは?

怖気」を用いた表現の一つに「怖気を振るう(おじけをふるう・おぞけをふるう)」があります。

怖気を震う」とは、「恐怖にかられて体がふるえる。はなはだしく恐ろしいと思う。」ことをいいます。

二字熟語の博士
「怖気を震う」という表現は、とても恐ろしいものに遭遇したときに、その恐怖感で身体が震えてしまう状態を指すんだよ。
助手ねこ
なるほどな。つまり、「もうビビりまくって、体がブルブル震えてまう」ってことやな。

怖すぎて、体が勝手に反応してしまうんやな。

【例文】

  1. 怖気を震って立竦むと涼しさが身に染みて(泉鏡花・高野聖)
  2. 小さい虫がたくさんいるのを見ると怖気を震う