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「乱舞」の意味と使い方や例文!(類義語)

【二字熟語】
乱舞

【読み方】
らんぶ

【意味】
①入り乱れて舞うこと。踊り狂うこと。
②五節 (ごせち) ・豊明 (とよのあかり) の節会 (せちえ) などのあとに、殿上人 (てんじょうびと) たちが今様などを歌って舞ったこと。また、その舞。
③中世、猿楽法師の演じる舞。また、近世には能の演技の間に行われる仕舞などをいった。らっぷ。

【語源・由来】
「乱」は「物事がもつれて秩序がなくなる。みだれる。みだす。」
「舞」は「まう。おどる。まい。」

【類義語】
自由なダンス、思いのまま踊る、入り乱れる、飛び跳ねる、浮かれてはしゃぐ

乱舞(らんぶ)の使い方

ともこ
健太くん。春が来たから、妖精たちが喜んで乱舞しているわ。
健太
えっ。どこに?
ともこ
その辺にたくさんいるじゃないの?
健太
えっ?見えないよ?僕、騙されてる?

乱舞(らんぶ)の例文

  1. ホタルが乱舞している。
  2. 健太くんたちは勝利に狂喜乱舞した。
  3. 合格したともこちゃんは、狂喜のために乱舞した。
  4. この野原では、希少な蝶の乱舞が見られる。
  5. なぜか札束が乱舞していた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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