【二字熟語】
辣腕
【読み方】
らつわん
【意味】
物事をてきぱきと処理する能力のあること。敏腕。すごうで。うできき。
【語源・由来】
「辣」は「きびしい。はげしい。すごい。むごい。」
「腕」は「はたらき。」
【類義語】
敏腕。すごうで。うできき。
【対義語】
鈍腕
「辣腕を振るう」とは?
「辣腕」は「辣腕をふるう」というように使われることがあります。
「辣腕をふるう」の「ふるう」は「思う存分に力を働かせる。十分に発揮する。」という意味です。
「辣腕をふるう」とは、「物事をてきぱきと処理する能力を躊躇することなく、十分に発揮する」ということです。
【例文】
- 健太くんは債権回収担当として辣腕をふるった。
- 会社の再建のために辣腕をふるった。
- ともこちゃんは副社長の地位について辣腕をふるった。
辣腕(らつわん)の使い方
最近、家に週刊誌の記者が来て困るんだ。
お兄さんがアイドルだと大変ね。あの辣腕記者として有名な人でしょう?
その人だよ。とても強引なんだ。
家にまで取材に来られると困るわよね。
辣腕(らつわん)の例文
- 健太くんは、辣腕な経営者として知られている。
- ともこちゃんは辣腕の弁護士です。
- 社長は辣腕をふるってリストラを進めた。
- 用地買収で辣腕をふるったという噂だ。
- 健太くんはその辣腕ぶりから、営業の鬼と呼ばれています。