【二字熟語】
臨席
【読み方】
りんせき
【意味】
その席にのぞむこと。出席。
【語源・由来】
「臨」は「のぞむ。」
【類義語】
出席、列席、顔出し
臨席(りんせき)の使い方
卒業式に首相が臨席するんだって。
へえ。すごいわね。
異例だよね。なんでだろう。
ご子息が卒業生にいるのかしらね。SPがたくさん来てものものしい卒業式になりそうね。
臨席(りんせき)の例文
- ご臨席を仰ぎました。
- ご臨席の栄をたまわりますようお願い申し上げます。
- 総理の臨席の下に開会式が行われた。
- 多数の皆様のご臨席に感謝します。
- 臨席者はみな、彼の受賞を喜んだ。
「臨席」と「出席」や「列席」の違いは?
「臨席」に似た言葉に「出席」と「列席」があります。
「出席」の意味は、授業や会合に出ること。
(例:出席をとる。ぜひご出席ください。)
「列席」の意味は、その席につらなること。列座。
(例:祝典に列席する。披露宴に列席する。)
【三語の違い】
「出席」・・・「参列」と同じ意味ですが、「出席」の方が日常で使われます。会合などに出ることをいいます。
「列席」・・・主宰者側が使う語です。その席につらなることをいいます。
「臨席」・・・「列席」と同じように主催者側が使う語です。意味は「出席」と同じですが、目上に人に対してだけ使われる点が異なります。
「出席」は、主催者、参加者ともに使う語ですが主に日常会話で使われます。
ビジネスの場面では、「臨席」「列席」「参列」がふさわしいでしょう。