【二字熟語】
了見
「料簡」「了簡」とも書く。
【読み方】りょうけん
【意味】
①考え。思案。また、気持ち。
②こらえること。がまんして許すこと。
【語源・由来】
古くは「料簡」が一般的。
「料」は「見当をつけてはかる。おしはかる。」
「簡」は「あれこれ思いはかる。」
【類義語】
思案、気持ち、所存、処置、対策
了見(りょうけん)の使い方
目が覚めたら、僕が血だらけの包丁を握っていたんだ。
あの殺人に使われた凶器?
そうなんだ。でも、僕は無実だよ。
真犯人は、健太くんに罪を着せようという了見なんでしょうね。
了見(りょうけん)の例文
- 私に一言もなしに立ち去るとはどういう了見か。
- そんな風に考えるとは、了見違いも甚だしいな。
- 健太くんは悪い了見を起こした。
- それは君の了見違いというものだ。
- そんな狭い了見で話しているわけではない。
「了見が狭い」とは?
「了見」を用いた表現の一つに「了見が狭い(りょうけんがせまい)」があります。
「了見が狭い」とは、考えが望まれる度量に欠けるさまをいいます。
【例文】
- 相手への理解を怠り排他的になるのは、了見が狭いからだ。
- 旦那さんの年収で序列を決めるような了見が狭いママ友とは、縁を切った方が良い。