【二字熟語】
良心
【読み方】
りょうしん
【意味】
何が善であり悪であるかを知らせ、善を命じ悪をしりぞける個人の道徳意識。
【語源・由来】
「良」は「質がよい。不純なところがない。すぐれている。」
「心」は「こころ。精神。」
【類義語】
良識、真心、誠意
【対義語】
悪気、悪意、悪心
良心(りょうしん)の使い方
とても良心的な価格だったね。
店長さんが私たちの学校の卒業生だから、文化祭応援価格にしてくれたのよ。
そうだったんだ。ありがたいね。
感謝の気持ちを込めて、卒業生も楽しめるような文化祭にしないといけないわね。
良心(りょうしん)の例文
- 親友であるともこちゃんを裏切ることに良心がとがめる。
- 良心と道徳に照らして判断する。
- 良心に恥じるようなことは何一つしていない。
- 良心に従って行動するように心がけている。
- 理性や良心は神の統一作用の一部であろうが、その生きた精神その者ではない。(西田幾多郎、善の研究)
「良心の呵責に苛まれる」とは?
「良心」を用いた表現の一つに「良心の呵責に苛まれる(りょうしんのかしゃくにさいなまれる)」があります。
「良心の呵責に苛まれる」とは、罪悪感に苦しむことをいいます。
【例文】
- 良心の呵責に苛まれた彼は、自ら警察に出頭した。
- ともこちゃんとの約束を破った罪に対して、良心の呵責に苛まれている。