【二字熟語】
良質
【読み方】
りょうしつ
【意味】
質がすぐれていること。また、そのさま。
【語源・由来】
「良」は「質がよい。不純なところがない。すぐれている。」
「質」は「ものを成り立たせている中身。」
【類義語】
上等、上質
【対義語】
悪質、粗悪
良質(りょうしつ)の使い方
日本のシルクは良質なんですって。
外国産のシルクよりも柔らかくてかさ高性に富んでいて軽く、光沢も美しいって聞いたことがあるよ。
しわになりにくいし、世界に誇るべき品質なのよ。
なのに、今では養蚕業をやっている所が7件しかないんだよね。何とか残していきたいよね。
良質(りょうしつ)の例文
- 静岡県産の茶葉は良質で、香りや味の深みが違う。
- 良質な材料を使っているからといって、最高に美味しいものができるわけではない。
- 残りの時間は、病院ではなく家で家族と良質な時間を過ごしたい。
- 良質のワインなのにとてもリーズナブルですね。
- オレンジからは、良質のビタミンを摂取することができます。
「良質」と「上質」の違いは?
「良質」に似ている語に「上質(じょうしつ)」があります。
「上質」は、「品質が上等であること。また、そのさま。」という意味です。
「良質」も「上質」も、品質、状態などがすぐれていることをいいます。
しかし「良質」には、何かに用いるのに適しているというニュアンスが含まれる点が「上質」と違います。