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「散策」の意味と使い方や例文!「散歩」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
散策

【読み方】
さんさく

【意味】
気の向くままにあちこちをぶらぶら歩くこと。散歩。逍遥(しょうよう)。

【語源・由来】
「散」は「ぶらぶらする。」
「策」は「むち。また、つえ。つえをつく。」

【類義語】
散歩

散策(さんさく)の使い方

ともこ
健太くん。モミジがきれいよ。
健太
本当だね。この辺を散策してみようか。
ともこ
そうしましょう。
健太
近所にこんなきれいなところがあったなんて知らなかったよ。

散策(さんさく)の例文

  1. 林を散策する。
  2. 湖畔を散策する。
  3. しばらく公園を散策することにした。
  4. のんびり散策を楽しむ。
  5. いい陽気なのでその辺をちょっと散策しませんか。

「散策」と「散歩」の違いは?

散策」に似ている語に「散歩」があります。

散歩」は気晴らしや健康のためにぶらぶら歩くこと。散策。(例:朝の散歩散歩に出る。)

という意味です。

散策」も「散歩」も気の向くままにぶらぶら歩くことをいいます。

辞書で「散策」を調べると意味に「散歩」が、「散歩」を調べると「散策」が記載されていることから同義語といえます。

しかし、厳密に言うと「散歩」は気晴らしや健康のためというニュアンスが強く、「犬の散歩に行く。」のようにペットに使うことがあります。

対して「散策」は、風景や雰囲気などを楽しみながらのんびり歩くというニュアンスが強く、人間以外には使われません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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