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「殺伐」の意味と使い方や例文!「殺伐とした風景」「殺伐とした雰囲気」とは?(類義語)

【二字熟語】
殺伐

【読み方】
さつばつ

【意味】
平気で人を殺しかねないようなあらあらしい心や気風であるさま。すさんでいること。

【語源・由来】
「殺」は「ころす。あやめる。」
「伐」は「(討)つ。殺す。敵をうつ。」

【類義語】
物騒な、物々しい、物物しい、恐ろしげな、きな臭い、不穏

「殺伐とした風景」「殺伐とした雰囲気」とは?

殺伐」は「殺伐とした風景」「殺伐とした雰囲気」というように使われます。

殺伐とした風景」・・・すさんでいる風景
殺伐とした雰囲気」・・・すさんでいる雰囲気

という意味です。

殺伐」は、他にも「殺伐とした空気」「殺伐とした世相」「殺伐とした部屋」というように使われ、「荒廃している雰囲気」「すさんでいる雰囲気」「うるおいのない雰囲気」というような悪い状態をいいます。

殺伐(さつばつ)の使い方

ともこ
健太くん。ニュースを見た?
健太
どのニュース番組もあの凶悪事件の話題ばかりだったね。
ともこ
殺伐とした世の中でも類を見ない凶悪事件だったわね。
健太
早く犯人が捕まるといいな。

殺伐(さつばつ)の例文

  1. 殺伐とした雰囲気の町だ。
  2. 殺伐としている世の中だ。
  3. 健太くんは、殺伐とした日々を送っています。
  4. 殺伐とした社会で、こういうニュースはうれしい。
  5. 気が滅入るような殺伐とした風景だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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