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「所為」の読み方は?意味と使い方の例文!「気の所為」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
所為

【読み方】
せい

昔は「しょい」と読んでいたが、現代ではこれが転じて「せい」と読むことが多くなった。

【意味】
しわざ。上の語句を受けて、それがある物事(多くはよくない物事)の原因・理由であることを示す。ため。ゆえ。せえ。

【語源・由来】
ソヰ(所為)の転という。

【類義語】
所業、仕業、理由

「気の所為」とは?

所為」は日常会話で「気の所為(きのせい)」という言い方で使われます。

気の所為」は、実際にはそうでないのに、自分の心の状態が原因でそのように感じられることをいいます。

【例文】

  1. 気の所為か、鳥の声がする。
  2. 気の所為か、彼女の元気がないようだった。
  3. 部屋に入ると、気の所為かいつもと何かが違う気がした。

所為(せい)の使い方

健太
ともこちゃん。泣き声が聞こえない?
ともこ
気の所為じゃないの?
健太
いやいや。はっきり聞こえてきたよ。気の所為じゃないよ。
ともこ
ここには私と健太くんしかいないのよ。いるとしたらそれはお化けよ。

所為(せい)の例文

  1. 酒が入っている所為か声が大きい。
  2. 服が白の所為もあって汚れが目立ってしまっている。
  3. 苦労した経験の所為か思いやりがある。
  4. 年の所為で忘れっぽくなって困る。
  5. 失敗を人の所為にするな。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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