【二字熟語】
洒脱
【読み方】
しゃだつ
【意味】
俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。
【語源・由来】
「洒」は「俗っぽさから抜け出ている。あっさりとしてこだわりがない。」
「脱」は「あっさりしている。」
【類義語】
平淡
洒脱(しゃだつ)の使い方
健太くんのお兄さんは社交的で洒脱、しかもイケメンだからもてるわよね。
そうなんだ。すごいんだよ。
健太くんは誰に似たの?
失礼だな。ぼくもそこそこモテるんだよ。
洒脱(しゃだつ)の例文
- 健太くんのお父さんは洒脱な人柄です。
- 軽妙洒脱な文章で良いね。
- 健太くんは洒脱で楽しい人だ。
- 洒脱な趣を持った絵に詩を添えた。
- あの俳優は、軽妙洒脱な演技で人気があった。
「軽妙洒脱」「滑稽洒脱」とは?
「洒脱」を用いた語に「軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)」「滑稽洒脱(こっけいしゃだつ)」があります。
「軽妙洒脱」は「さわやかで、洗練されていて、俗っぽくないこと。」(例:軽妙洒脱な文章。)
という意味です。
人の言動、また創作活動などをほめる場合に用いられることが多いです。
「軽妙」は、軽妙で巧みなこと。あっさりとしていて妙味のあることをいいます。
「滑稽洒脱」は「巧みに面白く言いこなしていて、しかもさっぱりしていて俗っぽさのないこと。」
という意味です。
「滑稽」は、巧みに面白く言いこなすことをいいます。
「軽妙洒脱」「滑稽洒脱」は類義語です。