【二字熟語】
至極
【読み方】
しごく
【意味】
[名・形動]
①極限・極致に達していること。この上ないこと。また、そのさま。
②きわめて道理にかなっていること。また、そのさま。至当。
③他人の意見などをもっともだと思って、それに従うこと。納得。
[副]その状態・程度が、これ以上はないというところまでいっているさま。きわめて。まったく。
[接尾]形容動詞の語幹や状態性名詞に付いて、この上なく…である、まったく…だ、などの意を表す。千万 (せんばん) 。
【語源・由来】
「至」は「この上ない。いたって。」
「極」は「きわめて。」
【類義語】
千万
至極(しごく)の使い方
これは至極着心地がいいね。
着心地に徹底的にこだわって作ったパジャマなの。
あまりに着心地が良くて、布団がなくても眠れそうだ。
健太くん。こんなところで寝ないで!
至極(しごく)の例文
- 自炊した方が体にも家計にも優しいのは至極まっとうな意見だが、忙しくて無理だ。
- 彼は至極平凡な顔立ちで、記憶に残りにくい顔です。
- 土砂崩れで人気の観光スポットである滝のそばまで行くことができず至極残念です。
- 理由は至極単純なことなのに、なぜか問題は解決しない。
- 犯人を野放しにしておくのは至極危険なことです。
「至極当然」とは?
「至極」は、「至極当然(しごくとうぜん)」という表現で使われることがあります。
「至極当然」とは、どう考えてもあたりまえであるということをいいます。
【例文】
・様々な人が働きやすい世の中をつくるのは至極当然のことです。
・才能ある彼にオファーが集中するのは至極当然のことです。
・ゲーム三昧の日々で成績が下がるのは至極当然のことだと思います。