【二字熟語】
渉外
【読み方】
しょうがい
【意味】
①外部(主に外国)と連絡・交渉すること。
②ある法律事項が内外国に関係連絡を有すること。
【語源・由来】
「渉」は「かかわる。あずかる。」という意味で「外部にかかわる」ということから「外部と連絡・交渉すること」という意味。
渉外(しょうがい)の使い方
ともこちゃんはどんな職業に就きたいと考えているの?
外国に行く仕事がしたいな。
ともこちゃんの語学の才を活かすには渉外担当かな?
それいいわね。
渉外(しょうがい)の例文
- 営業職として渉外部門で営業成績1位をキープし続けた。
- 藩の渉外を担当し財政難に苦しむ藩のために奔走した。
- 帰国子女で外国の事情に通じていたので渉外課長になった。
- 王様と貴族の取次ぎを行う渉外の役割を担っていた。
- サッカー選手引退後はサッカー協会の渉外担当として活躍した。
「渉外」と「営業」や「広報」の違いは?
「渉外」には法律に関する意味もありますが、ビジネスシーンでよく使われるのは「外部(主に外国)と連絡・交渉すること」という意味の方です。
「渉外」に似たような業務で「営業」や「広報」があります。
三語には、
「渉外」は顧客の要望を聞き、それに応える提案を行う仕事。
「広報」は企業名や事業内容などを多くの人々に知ってもらう仕事。
「営業」はモノやサービスを売ったり、そのための環境を整える仕事。
という違いがあります。
「渉外」は顧客の要望を聞き、それに応える提案を行う仕事。
「広報」は企業名や事業内容などを多くの人々に知ってもらう仕事。
「営業」はモノやサービスを売ったり、そのための環境を整える仕事。
という違いがあります。
「渉外」は「広報」「営業」と重複する業務内容も多いです。
「渉外」は、
・百貨店では得意個人顧客を担当し、商品提案や様々なサービスを提供する仕事。
・金融機関では富裕顧客を担当し、外貨預金や国債などの販売を通し資産運用を手伝う仕事。
などがあり、「渉外」の業務の幅>「営業」の業務の幅というニュアンスです。「渉外係」がいない企業もあり、「渉外」、「営業」、「広報」の業務がはっきり区別されていない企業が多いです。