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「陞爵」の意味と使い方や例文!「叙爵」との違いとは?(類義語)

【二字熟語】
陞爵

【読み方】
しょうしゃく

【意味】
爵位が上がること。

【語源・由来】
「陞」は「のぼる。のぼせる。官位がのぼる。」
「爵」は「貴族の身分の等級を表す語。公・侯・伯・子・男の五階級。」

【類義語】
陞叙、昇叙、昇進

【対義語】
降爵、褫爵、奪爵

陞爵(しょうしゃく)の使い方

健太
今ではお化け屋敷と言われているあの豪邸は、元々は貴族の家だったんだよね、
ともこ
伯爵から公爵に陞爵したんだけど、後継者がいなくて断絶したのよね。
健太
歴史的遺産として、あのまま放置しておくのはもったいないよね。
ともこ
玄関ホールは大理石がふんだんに使われているらしいわよ。お化け屋敷にしては贅沢よね。

陞爵(しょうしゃく)の例文

  1. その時の功績から、彼は公爵に陞爵した。
  2. 制度の確立を政府から賞されて、伯爵に陞爵した。
  3. 一度は辞退した陞爵を、今度は喜んで拝受した。
  4. 彼は、男爵から子爵に陞爵した。
  5. 戊辰戦争における戦功などが斟酌され、伯爵に陞爵した。

「陞爵」と「叙爵」の違いとは?

陞爵」に似ている語に「叙爵(じょしゃく)」があります。

叙爵
①爵位を授けられること。
②律令制で、六位から従五位下に叙せられること。

という意味です。

陞爵」は、爵位が上がることを表し、「叙爵」は、爵位を授けられることを表す点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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