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「俊敏」の意味と使い方や例文!「機敏」「敏捷」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
俊敏

【読み方】
しゅんびん

【意味】
才知がすぐれていて判断や行動がすばやいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「俊」は「才知がとび抜けてすぐれている。才知のすぐれた人。」
「敏」は「とし。はやい。すばやい。」

【類義語】
機敏、鋭敏、明敏

【対義語】
愚図、遅鈍

俊敏(しゅんびん)の使い方

健太
この馬は俊敏だね。
ともこ
オリンピックに出たことがあるのよ。
健太
だから俊敏で賢いんだね。
ともこ
実はとても優秀な馬なのよ。

俊敏(しゅんびん)の例文

  1. 病み上がりとは思えない俊敏な身のこなしだ。
  2. ともこちゃんは、俊敏をもって鳴る。
  3. このバイクは小回りが利き、俊敏性に優れている。
  4. 健太くんの動きは、正確で俊敏だ。
  5. ともこちゃんの俊敏さは、まるで忍者のようだ。

「俊敏」と「機敏」「敏捷」との違いは?

俊敏」に似ている語に「機敏(きびん)」「敏捷(びんしょう)」があります。

「俊敏」と「機敏」の違いは?

機敏」は、「時に応じてすばやく判断し、行動すること。また、そのさま。」をいいます。

俊敏」も「機敏」も、判断、行動がすばやいさまをいいます。

しかし「俊敏」は、頭脳の働きが鋭くすばやい判断力を基に行動することをいいます。

対して「機敏」は、とっさに判断しなければならないような事柄に対しててきぱきと判断して行動することをいいます。

つまり「俊敏」は能力、「機敏」は行動力をいう点が違います。

「俊敏」と「敏捷」の違いは?

敏捷」は、
①動作がすばやいこと。また、そのさま。
②理解や判断が早いこと。また、そのさま。

という意味です。

俊敏」も 「敏捷」も、すばやいことをいいます。

しかし「敏捷」は、動作や頭の動きのスピードの速さをいいます。

対して「俊敏」は、すばやい判断を基にしたすばやい行動をいう点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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