【二字熟語】
取捨
【読み方】
しゅしゃ
【意味】
取り上げて用いることと、捨てて用いないこと。必要なものを選んで不要なものを捨てること。
【語源・由来】
「取」は「とる。つかみとる。手に入れる。」
「捨」は「すてる。」
取捨(しゅしゃ)の使い方
情報があふれているよね。
江戸時代の人が一生かかって得た情報を、現代人は一日で得ているんですって。
情報を取捨選択する能力を鍛えないと、情報に溺れてしまうよね。
取捨選択すると同時に、情報の真偽を見抜く能力も必要よね。
取捨(しゅしゃ)の例文
- 選ぶ際に、自分の好みと直感で取捨しました。
- こういう情勢下では、株の個別銘柄の取捨選択が難しい。
- 情報の優先順位を誤らず取捨選択し、正しく視聴者に伝える努力をする。
- 傑作ばかりなので、短編集に掲載する物語の取捨選択は難しかった。
- AIが自動的に、届いたメールを取捨選択してくれる。
「取捨選択」とは?
「取捨」を用いた語に「取捨選択(しゅしゃせんたく)」があります。
「取捨選択」は、取るべきものと捨てるべきものとを選択する意から、悪いもの、不必要なものを捨てて、よいもの、必要なものを選び取ることという意味です。
「選択」は、よりよいものを選び出すことをいいます。
【例文】
・膨大な量の資料から必要なものを取捨選択しないといけない。
・良い人材を取捨選択するのは難しい。
・どのアイディアを選択するか、取捨選択に迷う。