【二字熟語】
手腕
【読み方】
しゅわん
【意味】
物事をうまく処理していく能力。腕まえ。
【語源・由来】
「手」は「手わざ。腕前。」
「腕」は「うでまえ。」
【類義語】
腕、腕前、手並み、技、技術、テクニック
手腕(しゅわん)の使い方
ともこちゃんは、演奏だけじゃなく、指揮についても卓越した手腕を持っているんだね。
お父さんが指揮者だからね。
もしかして、世界的に有名なあの指揮者?
そうなのよ。もっとお父さんの手腕を受け継ぐことができればよかったわ。
手腕(しゅわん)の例文
- 健太くんは、手腕を買われてプロジェクトリーダーに抜擢された。
- 後輩をまとめる手腕が十分でなかった健太くんは、空手部を崩壊させてしまった。
- 政治的な手腕を持ったものが首相になるべきだ。
- ともこちゃんがアイドルとして有名になったのは、健太くんの手腕だという。
- 健太くんは彼の下で経営を学び、相当な手腕家になった。
「手腕を振るう」とは?
「手腕」を用いた表現の一つに「手腕を振るう」があります。
「手腕を振るう」の「振るう」は、ここでは、「思う存分に力を働かせる。十分に発揮する。」という意味です。
【例文】
- 財政改革に手腕を振るい、会社を立て直した。
- 亡くなる前年まで、名コーチとして手腕を振るった。
- 見事な手腕を振るい、戦いを短期間で鎮圧した。