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「心算」の意味と使い方や例文!「心づもり」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
心算

【読み方】
しんさん

【意味】
心の中の計画。心積もり。胸算用。

【語源・由来】
「心」は「こころ。精神。」
「算」は「はかる。はかりごと。もくろみ。」

【類義語】
熟考、意図

心算(しんさん)の使い方

健太
雨が降ったことで心算が狂ったよ。
ともこ
この計画は晴れることが前提だったもんね。
健太
晴れの特異日に雨が降るとはなあ。
ともこ
健太くんはついていないわね。

心算(しんさん)の例文

  1. 自分ではそういう心算ではなかったが、詰問口調になってしまった。
  2. 本人の意思を尊重しようという心算だった。
  3. 健太くんはすでに勝負に勝った心算でいるようだが、まだ勝負はついていない。
  4. ともこちゃんは、来週には出発する心算だったようだ。
  5. 出勤する心算だったが、天気が悪いので自宅で仕事をすることにした。

「心算」と「心づもり」との違いは?

心算」に似ている語に「心づもり」があります。

心づもり」とは、「心中でおおよそ見積もること。あらかじめそうしようと思っていること。」という意味です。

心算」は、「つもり」とも読み、「心づもり」という意味があります。

なので、「心づもり」とほぼ同じ意味で使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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