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「俎上」の意味と使い方や例文!「俎上に載せる」とは?(類義語)

【二字熟語】
俎上

【読み方】
そじょう

【意味】
まないたの上。

【語源・由来】
「俎」は「料理をする台。まないた。」
「上」は「ある場所の範囲を漠然とさす語。」

【類義語】
議題にする、言及する、論点とする

俎上(そじょう)の使い方

健太
このテーマは生徒会役員会議の俎上に載せてもいいものかな。
ともこ
定期テストをなくして、勉強の意味を根本から考え直そうというテーマなのね。試験のために勉強するよりも、自分の興味のために勉強するってことね。いいんじゃないかしら。
健太
生徒会で可決されたら、校長先生に掛け合ってみよう。
ともこ
校長先生は昭和生まれの古い考えの人だから、説得は大変そうね。

俎上(そじょう)の例文

  1. 合格発表の日まで、俎上の魚の気持ちで待ちました。
  2. ここまでくれば大丈夫、俎上の魚江海に移るだ。
  3. いまさらあがいてもしょうがない、俎上の魚だと覚悟する。
  4. ここにいたれば俎上の鯉、あとは裁判所の判決を待つしかない。
  5. それは、もっと大きな舞台で俎上に載せるべきテーマだ。

「俎上に載せる」とは?

俎上」を用いた表現の一つに「俎上に載せる(そじょうにのせる)」があります。

俎上に載せる」とは、「批評などの対象としてとりあげる。俎上にのぼす。まないたに載せる。」という意味です。

【例文】

  1. ローカル線の役割に関し国の議論の俎上に載せるため、路線存続の努力をする。
  2. 疑惑の議員を捜査の俎上に載せる可能性がでてきた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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