【二字熟語】
俎上
【読み方】
そじょう
【意味】
まないたの上。
【語源・由来】
「俎」は「料理をする台。まないた。」
「上」は「ある場所の範囲を漠然とさす語。」
【類義語】
議題にする、言及する、論点とする
俎上(そじょう)の使い方
このテーマは生徒会役員会議の俎上に載せてもいいものかな。
定期テストをなくして、勉強の意味を根本から考え直そうというテーマなのね。試験のために勉強するよりも、自分の興味のために勉強するってことね。いいんじゃないかしら。
生徒会で可決されたら、校長先生に掛け合ってみよう。
校長先生は昭和生まれの古い考えの人だから、説得は大変そうね。
俎上(そじょう)の例文
- 合格発表の日まで、俎上の魚の気持ちで待ちました。
- ここまでくれば大丈夫、俎上の魚江海に移るだ。
- いまさらあがいてもしょうがない、俎上の魚だと覚悟する。
- ここにいたれば俎上の鯉、あとは裁判所の判決を待つしかない。
- それは、もっと大きな舞台で俎上に載せるべきテーマだ。
「俎上に載せる」とは?
「俎上」を用いた表現の一つに「俎上に載せる(そじょうにのせる)」があります。
「俎上に載せる」とは、「批評などの対象としてとりあげる。俎上にのぼす。まないたに載せる。」という意味です。
【例文】
- ローカル線の役割に関し国の議論の俎上に載せるため、路線存続の努力をする。
- 疑惑の議員を捜査の俎上に載せる可能性がでてきた。