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「損得」の意味と使い方や例文!「損得勘定」とは?(類義語)

【二字熟語】
損得

【読み方】
そんとく

【意味】
損することと得すること。損失と利得。損益。

【語源・由来】
「損」は「利益を減らすこと。不利益。」
「得」は「もうける。もうけ。」

【類義語】
利害、得失、損益

損得(そんとく)の使い方

健太
こっちとあっち、どっちの味方をした方が得かな。
ともこ
損得じゃなくて、正しいと思う方を味方した方が良いわよ。
健太
味方した方が負けたら、ぼくの立場が危うくなるよ。
ともこ
損得で友情を裏切ってまで味方した方が負けたら、立場も友人も同時に失うわよ。

損得(そんとく)の例文

  1. 損得を超えた仲間との絆を再認識する。
  2. 今、彼の頭の中では、めまぐるしく損得計算が行われているに違いない。
  3. ここまで喜んでもらえると、損得抜きでも嬉しい。
  4. 日本の子供には損得の問題を云つても、中々頭に這入るもので無い。(新渡戸稲造、教育の目的)
  5. 全ての人が、あなたのように損得で生きているわけではない。

「損得勘定」とは?

損得」を用いた表現の一つに「損得勘定(そんとくかんじょう)」があります。

損得勘定」とは、自分に対して損があるか得があるかを考えた上で物事の判断をすることをいます。

勘定」は、ここでは、いろいろ考え合わせて出た結論という意味です。

【例文】

  1. 短期的な損得勘定にばかり目を奪われていてると危険だ。
  2. 彼は、損得勘定で仕事は選ばない主義です。
  3. 損得勘定で、離婚に踏み切らない夫婦は多い。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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