【二字熟語】
粗相
【読み方】
そそう
【意味】
1⃣[名](スル)
①不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。
②大便や小便をもらすこと。
2⃣[名・形動ナリ]
①粗末なこと。粗略なこと。また、そのさま。
②軽薄であること。そこつなこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「粗」は「大ざっぱで念入りでない。いいかげん。」
「相」は「物の姿・ようす。」
【類義語】
失禁、おもらし、垂れ流し、遺尿、寝小便、おねしょ、失敗、粗忽
【対義語】
慎重
粗相(そそう)の使い方
校長先生がひどく立腹しているらしいんだ。
なにか粗相があったんじゃないの。
何か言ったかな。そのカツラ似合ってますねってほめたんだけどな。
それよ。それしかないわ。
粗相(そそう)の例文
- お客さまにはくれぐれも粗相のないようにお願いしますね。
- これはとんだ粗相をしました。
- うちの子が粗相をしてすみません。
- この美術品の扱いには、くれぐれも粗相のないように。
- 錚々たるメンバーがそろう会なのだから、粗相があってはならない。
「粗相を働く」とは?
「粗相」は「粗相を働く」という表現で使われることがあります。
「粗相を働く」の「働く」とは、悪事をするという意味です。
「粗相を働く」とは、不注意や軽率さから過ちを犯すことをいいます。
【例文】
- 元気がいいのはいことだけど、目上の人に対して粗相を働いてはいけません。
- 粗相を働いたことで、健太くんは押し入れに閉じ込められました。