【二字熟語】
淡々
【読み方】
たんたん
【意味】
①色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま。
②態度・動作などが、あっさりしてこだわりがないさま。
③水が静かに揺れ動くさま。
【語源・由来】
「淡」は「気持ちがあっさりしている。情が厚くない。」
【類義語】
洒落
【対義語】
切々、懇々
淡々(たんたん)の使い方
読み聞かせのボランティアに行くんだけど、コツはあるのかしら。
淡々と読んだ方が、子供たちは本の世界に没頭するらしいよ。
大げさに読むと、想像する余地がなくなってしまうわよね。
自分なりに想像して、自分なりに物語を受け止めるために淡々と読むのが一番だよ。
淡々(たんたん)の例文
- 淡々と目の前にあるやるべきことをやっていく。
- 健太くんは覚悟を決めたのか、淡々とした表情だった。
- 感心がなさそうに、淡々と言葉をつづけました。
- 大変な状況下にあるはずなのに、彼は淡々としている。
- その難しい事業を、水の流れるごとく淡々としてやってのけた
「淡々と過ごす」とは?
「淡々」は、「淡々と過ごす(たんたんとすごす)」という表現で使われることがあります。
「淡々と過ごす」とは、あっさりしてこだわらず暮らしていくという意味です。
【例文】
- つらいときこそ、いつも通りに淡々と過ごす。
- 感情をコントロールして淡々と過ごす。