【二字熟語】
多用
【読み方】
たよう
【意味】
①用事の多いこと。いそがしいこと。多事。多端。
②多く用いること。
【語源・由来】
「多」は「おおい。たくさん。」
「用」は「しなければならない仕事。」
【類義語】
多用、多事、繁忙、繁用、忙殺、多忙
【対義語】
閑散
「ご多用中のところ」は間違い?
「多用」はよく「ご」を冠して丁寧な「ご多用」という形で用いられます。
たまに「ご多用中のところ」という表現を耳にしますが、これは誤用です。
「中」「ところ」ともに「ご多用」である状況を表す語が重なっているため誤用です。正しくは「ご多用の中」「ご多用のところ」という表現です。間違えないように注意しましょう。
多用(たよう)の使い方
偉大な先生が来たら何ていえばいいかな。
ご多用の中、足を運んでいただき恐縮ですとか。
なるほど。挨拶の言葉が決まったら緊張が落ち着いてきたよ。
偉大な先生が来たわよ。笑顔でお迎えしましょう。
多用(たよう)の例文
- 横文字を多用するとわかりにくい。
- ご多用中申し訳ございません。
- 本日はご多用のところご出席いただきありがとうございます。
- ご多用のところ恐縮ですが、明日までにお返事を頂けますでしょうか。
- ご多用のところ申し訳ございませんが、これに目を通しておいていただけますか。