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「痛烈」の意味と使い方や例文!「辛辣」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
痛烈

【読み方】
つうれつ

【意味】
働きかけなどが非常に激しいこと。手厳しいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「痛」は「程度がはげしい。いたく。」
「烈」は「勢いがはげしい。」

【類義語】
手厳しい、辛辣、シビアー

痛烈(つうれつ)の使い方

健太
マスコミは政府の決定を痛烈に批判しているね。
ともこ
政府はきっと、批判するなら代替案を考えてよって思っているわよね。
健太
マスコミが考えた代替案を採用するようでは、政府の存在意義はないよね。
ともこ
そうね。政府は最大多数の最大幸福のためにもっと頭をひねってほしいわね。

痛烈(つうれつ)の例文

  1. 痛烈な一撃を加える。
  2. 政策を痛烈に批判する。
  3. 痛烈なビンタをくらった。
  4. その夫婦は、世間から痛烈な批判を受けた。
  5. 彼は痛烈なゴロを放った。

「痛烈」と「辛辣」の違いは?

痛烈」に似ている語に「辛辣(しんらつ)」があります。

辛辣」は、舌をひりひりさせるほどからい意から、言うことや他に与える批評の、きわめて手きびしいさま。

という意味です。

痛烈」も「辛辣」も手ごころを加えない厳しさをいいます。

痛烈」は、肉体的・精神的に受ける作用が、非常に強く激しいさまをいいます。

対して「辛辣」は、言い方や言葉の内容皮肉がこめられて非常に厳しいさまをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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