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「絶大」の意味と使い方や例文!「甚大」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
絶大

【読み方】
ぜつだい

【意味】
この上なく大きいこと。極めて大きいこと。

【語源・由来】
「絶」は「きわめて。はなはだ。」
「大」は「大きい。」

【類義語】
甚大、膨大、莫大、多大

絶大(ぜつだい)の使い方

健太
ともこちゃんが未経験者の彼らを指導してくれないかな。
ともこ
私の言うことを聞いてくれるかな。
健太
経験者の発言は、未経験者に絶大な影響を及ぼすから大丈夫だよ。
ともこ
私の経験を活かしてがんばってみる。

絶大(ぜつだい)の例文

  1. この蛇の毒はきわめて強いので、絶大な危険を覚悟しなければ行けない。すでに数多くの人が毒蛇のために死んでいる。(マルコ ポーロ、東方見聞録)
  2. 彼は上司から絶大な信頼を得ている。
  3. 絶大なるご支援をお願いいたします。
  4. 彼は社内で絶大な権力を持っていた。
  5. 彼は、20代の女性に絶大な人気がある。

「絶大」と「甚大」の違いは?

絶大」に似ている語に「甚大(じんだい)」があります。

甚大」は、程度が極めて大きいさまをいいます。

絶大」も「甚大」も、程度や量が非常に大きいさまをいいます。

しかし「絶大」は、人気、信用、権力など人に備わったものの程度がとても大きいことをいいます。

対して「甚大」は、被害、損害など悪いことの程度がとても大きいことをいいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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