【二字熟語】
獰猛
【読み方】
どうもう
【意味】
性質が荒く乱暴なこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「獰」は「性質が悪くて強い。にくにくしい。」
「猛」は「がむしゃらで強い。たけだけしい。」
【類義語】
乱暴、凶暴
【対義語】
温厚
獰猛(どうもう)の使い方
玄関に獰猛な犬に注意って書いてあるよ。
大丈夫よ。
いきなり嚙まれたら大丈夫じゃないよ。
防犯対策のために書いてあるだけで、かわいいチワワだから大丈夫なのよ。
獰猛(どうもう)の例文
- 獰猛な顔つきの犬です。
- 獰猛な犬がいるあの家に配達に行きたくない。
- この国には、獰猛な野生の虎がいる。
- 彼は、獰猛な荒くれ男です。
- 彼は、獰猛そうな顔をしているが小心者なんです。
「獰猛」と「凶暴」の違いは?
「獰猛」に似ている語に「凶暴(きょうぼう)」があります。
「凶暴」は、「性質が残忍で非常に乱暴なこと。また、そのさま。」という意味です。
「獰猛」と「凶暴」は、「度外れて乱暴であるさま。きわめて荒々しいこと。」というほぼ同じ意味で使われます。