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目下(めした)の意味と使い方や例文!目下(もっか)との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
目下

【読み方】
めした

【意味】
地位・年齢などが自分より下であること。また、その人。

【語源・由来】
目より下の意から、見下げること。

【類義語】
部下

【対義語】
目上

目下(めした)の使い方

ともこ
目下の人に対する態度で、その人の本性が分かるわよね。
健太
目下の人に冷たい人は性格が悪い人が多いね。
ともこ
健太くんも後輩を大事にした方が良いわよ。
健太
言われなくても、僕は後輩をいじめたりなんかしてないよ。

目下(めした)の例文

  1. 健太くんは、目下の人に対して高圧的だ。
  2. 目下の者に指示を出す。
  3. 部長は、目下の者にも親切にしてくれる。
  4. 目下の者が相手を怒らせないように振る舞っている。
  5. 武士の世界では、目上は左に立ち、目下の者は右に立つ。

目下(めした)と目下(もっか)の違いは?

目下(めした)」と同じ漢字表記の語に「目下(もっか)」があります。

目下(もっか)」は、
①目の前。すぐ近く。眼前。
②ただいま。さしあたり。現在。副詞的にも用いる。
という意味です。

目下(めした)」は、「地位・年齢などが自分より下であること。また、その人。」という意味なので、「目下(もっか)」とは、同じ漢字表記ですが意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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