【二字熟語】
目下
【読み方】
めした
【意味】
地位・年齢などが自分より下であること。また、その人。
【語源・由来】
目より下の意から、見下げること。
【類義語】
部下
【対義語】
目上
目下(めした)の使い方
目下の人に対する態度で、その人の本性が分かるわよね。
目下の人に冷たい人は性格が悪い人が多いね。
健太くんも後輩を大事にした方が良いわよ。
言われなくても、僕は後輩をいじめたりなんかしてないよ。
目下(めした)の例文
- 健太くんは、目下の人に対して高圧的だ。
- 目下の者に指示を出す。
- 部長は、目下の者にも親切にしてくれる。
- 目下の者が相手を怒らせないように振る舞っている。
- 武士の世界では、目上は左に立ち、目下の者は右に立つ。
目下(めした)と目下(もっか)の違いは?
「目下(めした)」と同じ漢字表記の語に「目下(もっか)」があります。
「目下(もっか)」は、
①目の前。すぐ近く。眼前。
②ただいま。さしあたり。現在。副詞的にも用いる。
という意味です。
「目下(めした)」は、「地位・年齢などが自分より下であること。また、その人。」という意味なので、「目下(もっか)」とは、同じ漢字表記ですが意味が違います。